通りすがりのはてなブログ

1日1つ、答えを積み重ねていこう。

批判して殺すか、褒めて生かすか?

昨年、作者の所属する建築学科の教授が一人、退官されました。

それについて色々思うことがあり、書いてみようと思います。

 

建築学科の特徴

建築学科の精神を一言で表すと「言葉ではなくモノで語れ」。

批判も解決策の提示も、模型、図面など、モノでやることが求められます。

モノで語れなければ「口だけだ」とその時点で教授陣に切り捨てられます。

 

どんな先生だったか

建築デザインのその先生は、非常に多くの引き出しを持っていました。

どんな生徒の作品についても、批判と賞賛の両方を行い、それをとても楽しそうにやる先生でした。

 

今、我々の作品を楽しそうに語ってくれる先生がいない状態です。

作品講評もイマイチ活気が無くなっています。

 

「褒め」は高度な技術

 

批判はある意味、誰にでもできます。

文句を言えば、自ずと雑な批判になるからです。

  

じゃあ、褒めるのはどうか。

 

これは、とても難しいことである気がします。

 

人は基本、悪いことに敏感、良いことには鈍感。

しかも大体の人は、自分が一番の人間だと思っています。

そこをひっくり返して他人を褒めるには、多量の思考と経験が必要です。

 

学生の作品に褒めるべき要素があるとは限りません。

褒められたら嬉しいですが、褒めて欲しいと言っているのでもありません。

 

ただ、

 

否定から入るのではなく、褒めようとするスタンス。

 

一般的な話として、最近あまり見ない気がします。

 

もう少し、優しくなれないか

 

「褒められたい」と思っていない人はいないと思います。

褒められても、嫌な気分にはなりません。

 

建築学科は毎年、留年・ドロップアウトを生産することで有名です。

 

一言でいい。本当に、それで十分なんです。

 

そのちょっとした褒めが貰えるだけで、変わる人生もある。

 

そんな一言があちこちに溢れる優しい社会に、僕は生きたい。

 

 

少なくとも自分は、そういう一言をかけられる人間になりたい。

 

と、思いました。

 

 

拙い文、最後までお読みくださりありがとうございます。

 

 

P.S.

前の記事にコメントを下さった方、ありがとうございます!僕にとって初めてのコメントです。嬉しいです。それぞれの方にスターを1000個押したい衝動を抑え込むのが大変でした。