違うブログ

答えを出しながら、変わっていく。

ヘリコプターの安全性を考える。その1

 ヘリコプターの事故映像を、見ました。

 

ヘリコプターは、極めて絶妙な力学の上に構築された乗り物です。プロペラが損傷すると、一気に力学的なバランスが崩壊します。 

今回僕が持った疑問は、これです。

 

ローター損傷時の機体制御・緊急着陸緊急脱出は可能なのか?

 

ですが、僕自身も知識が足りないので、2回に分けようと思います。

ひとまず、ヘリコプターの力学についてまとめてみました。

 

目次

 

角運動量保存則

角運動量保存則、という力学法則があります。簡単に説明します。

 

Nくんの頭にタケコプターをつけ、Nくんをどこかへ飛ばすことを考えます。

角運動量保存則は、この場合、こう言い換えられます。

 

タケコプターで飛ぶ時、プロペラが右に回転するならば、Nくんは左に回転してしまう。

 

f:id:sourceone:20180212110320j:plain

 

 

(漫画でそうなっていないのは、タケコプターが未来の技術だからです。)

 

 

 

ヘリコプターに当てはめると、この法則は次のように言い換えられます。

「何もしなければ、ヘリ本体は、プロペラと逆向きに回ってしまう。」

 

 

そこで、テールローター

普通のヘリコプターには、てっぺんに一つ、大きなプロペラがついています(メインローター)。これだけだと、機体がローターと逆回りに回転してしまいます。

 

そこでしっぽの部分に、小さなプロペラ(テールローターをつけます。この小さなテールローターが、回転しようとする機体を押し戻します

 

f:id:sourceone:20180212110340j:plain

 

つまり、 

テールローターで、機体の回転を防いでいるのです。

 

 

ローターが壊れたら、どうなる?

 

メインローターが壊れた場合

まず、空中に浮けなくなります。しかもテールローターが元気なので、機体は回転してしまい、操縦不能になってしまいます。

 

テールローターが壊れた場合

当然、機体は回転します。やはり操縦不能になってしまうのではないでしょうか。

 

 

どちらが壊れても、致命傷なのです。

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あんまりうまく説明できた気はしませんが、いかがでしょうか、? 

 

明日は、

ローター損傷時の機体制御・緊急着陸緊急脱出は可能なのか? 

という疑問に、答えていきます!