ふと思ったんだけど

言葉にすれば、何か分かるかもしれない

透明な細胞はどうやって作られるのか?

こんばんは。最近ちょっと視力が落ちている作者です。この前大学で視力測ったんですが、数値上の視力は向上していました。絶対検査方法がおかしいです。

 

さて。

ヒトの目には、透明な細胞が使われています。目の外界に接している部分にある角膜と、ゼリーのような水晶体(レンズ)です。

でも普通、細胞の中には、核とかゴルジ体とかミトコンドリアが、うじゃうじゃ棲んでます。更に言えば、組織液とか血液も細胞の間に通っているはずです。それらがあったら、透明にはならないはずですよね。

なのになぜ、これらの細胞は透明になるのか?

 

コラーゲンの配列

「テレビ石」という鉱物をご存知でしょうか。

検索していただければわかりますが、テレビ石は、透明な細長い結晶が全て同じ方向に配列されており、その石を文字の上に置くと、石を透けて文字が見える、という特殊な鉱物です。

目の透明な部分には、テレビ石と同じように、配列方向の揃ったコラーゲンが織り込まれています。繊維が揃っているから、目の外にある映像が透過して網膜に映るのです。

 

血管の不在

透明であるためには、血管は邪魔ですよね。視界が血走ってしまいます。

でも細胞は栄養を必要としていますし、血液は栄養を運搬します。つまり透明な構造を実現するためには、血管を使わずに細胞に栄養を届ける必要があるのです。

人間の目の表面である角膜の場合は、目の内部を満たしている液体・ゲル状の部分(ガラス体)から栄養が補給されるそうです。

角膜の内側表面には、ガラス体から角膜細胞へと栄養を伝達する、特殊な細胞の膜があります。これによって、血管を張り巡らさずとも、角膜の細胞に栄養が届けられるのです。

 

細胞小器官の不在

人間の細胞には普通、核、ゴルジ体、ミトコンドリアなど、様々な細胞小器官が存在します。しかし、これらが細胞内にあると、細胞は透明ではなくなってしまいます。

目のレンズに当たる水晶体の細胞は、作られた後、細胞小器官を失います。

代わりに細胞の内部には、クリスタリンタンパクと呼ばれる透明なタンパク質が充填されます。そこに多量の水が加わることで、水晶体は透明性を獲得するのです。

ちなみに、水晶体の細胞は交換されることがないようです。その結果、水晶体が大きく、そして固くなり、老眼などに発展するようです。

 

 

勉強になりました!

 

 

参考

www.asahi-net.or.jp

www.santen.co.jp