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羽を隠して尻隠さず

こんばんは。「翼をください」を一度も歌わずに生きてきた作者です。卒業式とかの定番ソングですけど、歌ったことない人って意外といないのでは?

さて、皆さんはハネカクシという昆虫をご存知でしょうか。ハネカクシ科に属し、一見羽が無いように見えるけれど、実は羽を隠し持っている昆虫の総称です。

隠し持っておいて、いざというときに仕掛けるその生き様、惚れませんか?今回は、僕の憧れのハネカクシについて少し調べてみました。

 

片付け名人どころではない

カブトムシは、薄いフィルムのような二枚の羽(後翅)を、胴体を完全に覆い隠す硬い羽(前翅)の中に収納しています。

それに対しハネカクシは、胸部の部分に小さい前翅がついており、その中に後翅が小さく折り畳まれ収納されています。人に喩えれば、ワイシャツの胸ポケットにスラックス一本が入っている。それくらいすごいことです。

ただ、なぜハネカクシがそこまでして羽を隠すのか(あるいは尻を出すのか)、調べても分かりませんでした。

 

羽の折り畳みメカニズム

これだけ細かく羽を折り畳む技術は、当然、科学界からも注目を浴びます。東大の研究グループが、ハネカクシの羽の折り畳みメカニズムを解明した、というニュースが落ちていました。

昆虫界の“最難”折りたたみ:ハネカクシの翅の隠し方を解明 | 東京大学

折り畳むのに一秒、展開するのに0.1秒。尻を左右に動かしながら器用に羽を収納するようです。

細かく折り畳みつつ、高速で展開・収納ができるメカニズムは、折り畳み傘や人工衛星に応用が期待されているそうです。

 

毒がある

そして忘れてはいけないのは、一部のハネカクシは毒を持っているということです。

といっても、ハチのようなあからさまな毒ではありません。手で潰したり払いのけたりして、体液が皮膚に付着すると、火傷のような炎症を起こします。別名ヤケドムシとも呼ばれる所以です。

家の周りで頻繁に見かける部類の虫なので、皆さんも気をつけてくださいね!

 

こんな翼もどうぞ

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それでは!