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ミニマリストの対義語「マキシマリスト」とは何か?

こんばんは。不純物です。

コランダム」という鉱物をご存知でしょうか。一見何の変哲もない茶色い石ですが、そこに銅などの不純物が微妙に加わることで、コランダムはルビーにもサファイアにも変化します。全く違う色ですが、組成はほとんど同じなのです。

僕は「不純物」こそが豊かさの根源にあると考えています。そして、不純物はミニマリズムとマキシマリズムの争点の1つだと考えます。

 

マキシマリストとは

ミニマリズムを最もよく象徴する言葉として「Less Is More」があります。絞り込まれ、磨かれ、厳選された上に残ったもの、それこそが理想という考え方です。20世紀を代表する建築家の1人、ミース・ファン・デル・ローエも用いた言葉です。

対してマキシマリズムは「More is More」。総体としての価値に重点を置きます。ものを消すということは、そのものを入手するまでの思考プロセスを消去することに他なりません。マキシマリズムではその全思考プロセス、ミニマリズムでは「余白=無駄」とみなされてしまう思考を作品の中に保存しようとするのです。

Maximalism - Wikipedia

 

グレーゾーンが生活を豊かにする

ミニマリストでもマキシマリストでも、モノの質(量ではない)が人生を豊かにするという点では同意できるように思います。決定的に違うのは「判断のグレーゾーン」の扱いではないかと思います。

自分の部屋の物置の中を思い浮かべてみます。さて、その中のもの全てを保管する必要があると断言できるか。答えはノーです。「捨ててもいいけど捨てなくても良いから、とりあえず保留」。そんなモノ、皆さんもお持ちではないでしょうか。

海外で買った本の間に挟まっていた四つ葉のクローバー。卒業アルバムに挟まった同級生からのラブレター。掘り出してみて一番面白いのは、こういう「判断の外にあったモノ」なのです。自分が意図的に保管し作り上げてきた世界から取り除かれてしまった不純物がそこにはあります。欠けていた記憶の1ピースが、そこから蘇るんです。

 

必然的ミニマリズム

現代ではモノを所有することに対しアンチテーゼを唱える人たちが世界を席巻しています。1人で家を持たないシェアハウス。次世代に墓を継承しない墓じまい。CD購入を否定する音楽ストリーミング。こうしたサービスを利用するだけでも、僕たちの生活は必然的にミニマリストな方向に進んでいくと考えます。

そういう背景の中でこそ、モノを持つことが重要だと思うのです。

もちろん、全てを保存することはできません。それでも僕は不純物を抱擁したい。ミニマリズムの時代だからこそ、譲れない確固たるマキシマリズムを自分の中に持っておきたいんです。

 

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それでは!