違うブログ

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やらなくてはならないことがあるのにやる気が出ない時の処方箋

虚無の状態からいきなりやる気を出すことって基本無理だと思うんですよね。だから、やる気が特別必要ない行動に先に手をつけ、本格的にやる気が必要な作業までグラデーションで繋げていく感じが理想だと思うんです。

①思考より先に行動する「5秒ルール」。

やる気が起きない=気持ちが行動を抑え込んでいる、と捉えるなら、先に行動を起こして既成事実を作ってしまえばいい、という発想の転換ができます。5秒ルールは、「何かをやると決めたら5秒数えてすぐにそれを行動に移す」というものです。例えば今ランニングに行きたいと思ったら、思考を封じて5秒頭の中で数え、数え終わった瞬間にランニングのウェアに着替えてしまうわけです。

実践していて、5秒という数字の重要性に気づかされます。思ってすぐに行動できるのならこんなルールは必要ないですが、かといって時間を長くすると、その間に色々な雑念が生じて結局何もできずに終わるんです。その中間点として5秒というのは実にいいタイミングだと思います。

②指から動かしてみる。

これは友人に教えてもらった手法。例えば、何もやる気が起きなくて布団に寝そべっているとしましょう。まずは右手の小指を動かします。次に左手の小指。右手で握りこぶしを作ってみる。両手でグーパーする。両手で布団をバンバン叩く。膝立ちになる…といったように、徐々に行動のスケールを大きくしていく感じです。心と体はリンクしているというのは本当で、こうして体を動かしていくことによって、心の方も「じゃあ動くか」という風にリセットされていくような気がします。

ちなみに指すら動かせない時は僕は仕事休むようにしています。

③小さく簡単なタスクからこなす。

目の前にある課題が大きすぎる故にやる気を削がれることもあると思います。そういう時は、その課題を単純な作業に置き換えてみます。例えば「レポートを書く」というざっくりとした課題があるとして、それを具体的な作業に分解すると。

  • パソコンを立ち上げる
  • ワープロを開く
  • 見出しの書式を整える
  • 本文の書式を整える
  • ページ番号を入れる
  • 学籍番号と名前を入力する
  • 文章の基本構成を考える
  • レポートの背景の説明に必要なキーワードを1つ書いてみる
  • キーワードを1つ検索してみる

などかな。この中だと、例えば「学籍番号と名前を入力する」は極めて簡単な作業で数秒で終わります。このような軽くて簡単な作業からまず手をつけてみると、自然と作業に入っていくことができるんじゃないか、という発想です。

この手法で難しいのは、レポートを書くという課題を成す作業を列挙する時間は、そのまま「やりたくない」と考える気持ちを増幅させる時間になってしまう点。だから手元の仕事をタスク化・リスト化しておく作業は日頃からやっておくといいのかも。まあ、自分はそこまでできてないですが。

④文章を書く

これは正直今の僕にはあまり向いていないのだけど、やる気が出ない時、その瞬間頭に思い浮かんだことを脈絡なく書いていた時期があります。大抵何もやる気が起きない時というのは、何も考えていないようで、何かを考えないようにしていることが多いんですよね。考えまいとしているぼんやりとした不安、不満、怒り、それらを文章にして吐き出して、悪いものを出してしまうことが目的です。

何もしたくない時に文章を書くことは、上で提案した「指から動かしてみる」にも通じますね。やる気が出ない時は書くというルールを定めておけば、例えば、机の上にあるノートを取るために動くとか、文字を書くために手を動かすとか、具体的な行動を起こすことにもつながります。

 

こんな手法が役に立つのか?と疑問に思われる方もいるかもしれないですが、騙されたと思ってやってみてほしい。思考する前に、騙されてしまいましょうね。

 

その他、備忘録シリーズ(思いつきで始めたので全然記事ない)

sourceone.hatenablog.com