違うブログ

どこかの誰かが書いたやつとは違うブログのこと

自分酔い

最近仕事で色々とやらかしていて、どんどん職場での肩身が狭くなっていきます。己の無能さとどう向き合えばいいのか、25年経っても結局まだよく判りません。

単純に片付けるなら「それでも上達したい成長したいと思うのなら克服すべく努力せよ」ということなんでしょう。無成長ではないはずですが、成長の実感を伴うこれといったものがありません。それゆえに目標設定と成果検証が必要ってことなのでしょうか。成長を履歴化し言語化すれば実感は湧くのでしょうか。

克服のプロセスを楽しむことが出来ない訳ではありません。難しい数式が解けたり、難しいデータ処理がうまくいくことには確かに快感が伴っています。学者やプログラマーならそれでいいのですが、僕の仕事の本質はそれではありません。それに「数式を解くこと」が果たして何かの克服になっているでしょうか。

若い人ほど作業している快感を仕事している快感と取り違えて自分に酔いやすいと人は言いいます。自分酔い、面白いですね。自己陶酔とはまた違う舌触りで、乗り物酔いに近いんでしょうか。器が振り回されて、中にいる精神がぶよんぶよんに酔って気持ち悪くなる感じでしょうか。この乗り物を制御したところでまともに機能するのでしょうか。乗り物の性能に対して期待が持てないと、運転する気力も起きてこないんですよね。