人類にとっては小さな一歩だが

僕にとっては大きな一歩である、というギャグをどこかで発したいのだけど中々そのタイミングが来ないのでここで供養しようと思います。このギャグ、僕は真面目な理由を以てして結構気に入ってるんですよ。それはこんな理由です。

まず、これが宇宙の話であることが大事。行き詰まったときって、自分の中に思考がどんどん向かっていって、ブラックホールに捕まるようじゃないですか。それがこのギャグの状態です。実際のアームストロングのセリフは宇宙的なスケール感を内包していますが、僕のギャグにはそんなスケール感は無い。ただ、実際のところ宇宙レベルからすれば自分なんて物理的にカスなわけで、それを思い出すと、他の人間ごときと比較してどうこうとか他の人間ごときにああ言われて云々とか、わりとバカバカしくなるじゃないですか。そういう巨視的な視点を忘れないためのギャグとして意外と有効だと思うのです。

それから、コトの大小に関わらず、できないことができることになるのは楽しいよね、っていう確認にもなるんですよこのギャグ。好きなことを究めるのはもちろん良いけれど、嫌いなことを好きなことに変えるのも楽しいですよね。前者が解像度を上げていくような感じなら、後者は画角を拡げていくような感じ。誰もがアームストロングになれるわけではないですが、その宿命の中でも何かを得ようとするのなら、それは「自分にとって大きな一歩」をしっかりと踏みしめていくってことなんじゃないかと思います。

…あれ、こんだけか。。