違うブログ

どこかの誰かが書いたやつとは違うブログのこと

黙っておくことの効果

①責任を負わなくて済む。

例えば何かうまくいっていないプロジェクトがあって、それをどうにかするための会議が開かれて、そこで何か意見を求められたとします。でもそこで意見を言うと、その意見に責任が発生して、プロジェクトに参加させられたり、意見を導入しても状況が改善されなかった場合自らの信頼を貶めることになります。意見を言わなければ、少なくともそれがきっかけとなって参加させられることはまずないでしょう。

まあ、責任を負うつもりも能力もないのに言いたい放題言っている人も多いので、気にしすぎても生きていけない気はしますけど。

②敵を作らなくて済む。

①のシチュエーションで考えると、うまくいっていないプロジェクトの担当者に対して茶々を入れることになるので、言い回しに気をつけないと敵を作ることになります。言い回しに気をつけてまで面倒なコミュニケーションをわざわざしにいくか、人によって判断が分かれるところです。

③多少頭がよく見える?

喋りすぎる人は頭が悪く見えるような気がします。思考が整理できていないように見えたり、プレゼンが下手なように見えたり。言葉数を減らすだけで少し頭がよく見える気がしますが、黙っているともっと頭がよく見えるのかも?まあ個人的にはそれを狙って黙ってる人とは仲良くなれませんけどね。ましてや後からあの時はああすればよかったんだよ〜とか言ってくる奴とかね。

④一時的にプライドが保たれる。

自分にとって不都合な事実を他人に対して言わないでおく、というシチュエーションですね。でも、プライドを保つために黙る場合、黙ることで問題を先延ばしできますけど、きっといつかは真正面から向き合わなきゃいけないと思うんです。そしてプライドが絡んでいる場合、黙っている時間が長ければ長いほど、向き合いづらくなっていくような気もします。急場凌ぎの対症療法は、ある段階越えるとやってるだけでしんどいですからね。

⑤属さなくて済む。

意見を表明した瞬間、ある派閥に属することになります。派閥に入ると主語が大きくなるので批判されやすくなります。批判されると自己保身しなくてはならなくなり、疲れます。逆に意見を表明しないことで派閥に属さなくて済み、上空で派閥同士の批判合戦が行われているのを下からのんびり眺めることができます。サイレントマジョリティなんて言葉はありますけど、それ以上の分類はできませんよね。

⑥自己顕示欲を抑える訓練になる。

行き過ぎた自己顕示欲ってやっぱり醜いですからね。