違うブログ

どこかの誰かが書いたやつとは違うブログのこと

僕の一日

朝5:30に目が覚めた。早すぎる。でも起きてしまったものは仕方ない、この暑さでは眠りに戻るのも無理だ。

毎朝のルーティンに入る。まず僕をたっぷり溜め、冷たい僕で僕を洗う。欠伸をしながら僕の音の中で僕をつくり、僕を食べ、僕を洗い、僕を磨く。僕を拭いて片付け、自動で設定しておいた僕を干す。美しく素早く。

暑いなー。でも仕方ない。僕に出かけ、帰ってくる。暑いので僕を閉め、僕をつける。冷えた僕の中で僕を読んでみたもののすぐ飽きる。飽きて僕を書き、飽きて僕を描き、なんてあれこれやっていると僕の時間になる。また僕を食べ、僕を洗い、僕を拭き、僕を片付ける。気が向いているうちに僕もかけてしまおう。明日は僕の日だ、忘れないうちに僕も捨てておこう。

そしたら次は僕を取り込んで僕を畳む時間だ。まだ熱いなぁ、僕がついてる部屋に置いておけば少しは冷えるだろう。少し僕を食べ、僕にならないように多めに僕を飲む。さあ、次の僕の準備まではヒマだ。何しようか?あ、そうだ、まだあの僕を観ていなかったな。ふむふむ。なるほど、僕はそういうことだったのか、面白い。僕が広がるというやつだ。なんかでもなー、僕をかけた割には得た僕が少ない。最近はそういうのばかりだ。まあいいや、そろそろ僕の準備を始めるか。僕をつける。毎日毎日、決まって僕の話が流れてくる。でも仕方ないよなぁ、僕が世界を席巻しているのだから。他にねーよな。あ、やべ僕入れすぎた。これはめちゃくちゃスパイシーなやつだ...ついてねーな。まあいい、被害を受けるのは僕だけだ。

なんとか平らげた。ひぃ。僕の中がヒリヒリする。僕を飲む。僕対策を兼ねると言い聞かせ、自己憐憫を牽制する。今日三度目、僕を洗う。置いておけば朝には勝手に乾くだろう、拭くのは明日の僕に任せた。今日はもう、僕を浴びてすぐ寝ることにしよう。

 

 

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