違うブログ

どこかの誰かが書いたやつとは違うブログのこと

希望と外的なものについて

過去のブログ記事とか日記とか読んでも、同じ自分が書いたものとは思えないこと、自分に対して違和感を感じることがあると思う。催吐薬飲んで吐き出したようなこういうエントリーも、また今しか書けないものなのだと思う。そう信じてとりあえず書いてみる。 …

報われない戦いなのだと思う

という書き出しでこの下書きは始まっていた。それが入力されていたおかげで重大な過ちに気づいた。幸い自分に近い人たちはこの感染症によって大きな損失を被ってはいない。これを努力に対する報酬と捉えられないのは不自然だ。感覚を補正しなければならない。…

アプリをめぐる心理的攻防

そろそろ本格的に資格勉強に力を入れなければならない*1状況になってきたので、そらさんが紹介していたアプリを入れてみたが、アカウント設定の途中で居心地が悪くなってアンインストールしてしまった。深く設計された面白いものであることは間違いない。た…

三年経ったみたいです。

どうも、優しそうな人、どこかの誰かです。ブログ始めて三年経ったみたいです。三年前って二人以上で会食してた頃じゃないですか!時が経つのは早いものですな。先に言っときますがまだ続けますよ。 それにしても、二年、三年前の自分が書いた記事、データは…

弱音チェック

新規感染者40人で東京都知事が自粛要請を出したことが、3/25の日記に書いてあった。その後に続くオレ*1の焦った言葉を読んでも、オレはいまいちそれがオレのものだと信じられないでいる。今、新規感染者数はその20倍くらいで推移している。今のオレを、3月の…

不特定単数【1/5】

「おかえりなさい」 「お、ただいま。もう食事は済ませた?」 「うん、冷蔵庫にあったカレー、半分くらい食べた。味噌汁も作って食べたわ」 「そうか、よかった。。昨夜忙しくて、食事のメモを残せておけなくてさ。気づいたか心配だったのよ」 「ありがたく…

あえて言うなら嫌いな中で

好きか嫌いかで言うと、このお題は嫌いじゃない(笑)。どう言うべきかな…嘘をつかせてくれないというか。インタビューシリーズとか放草シリーズみたいな、一捻り加えた現実逃避モノを書かせてくれない、いやらしいお題。実に嫌いじゃないね。なので生の思考を…

放草:第二回 人に反応する植物

sourceone.hatenablog.com さて、前回の講義で疑問に思われた方がいるかもしれない---放草は果たして人の会話や思考を理解しているのか?研究価値のあるテーマだが、この前述べた通り、放草関連の研究は進まないという特徴がある。故にその問いに対する答え…

蛾と僕

毒ガスを全身で浴びた蛾が地に落ちるのを僕は眺める。この蛾にとって長く苦しい終わりが始まる。それがいかに長く辛いものであるか、僕には想像ができない。逃がすことはできた。しかし僕はそれを拒んだ。理由、面倒だから。あるいは、ハエたたきに相当する…

スクリーンショット

そのスマホの電源ボタンにはスクリーンショット機能が賦与されていた。そのデュアリティーに翻弄されたのを覚えている。使い始めて一年くらいの間、画像フォルダは同じロック画面のスクリーンショットだらけになってしまった。何事も集約しようとする現代社…

だから許してね

君は確かに広い世界を見てきたかもしれない。しかしそれは何のために?オタク的な思考探究、自己満足のため、と割り切るのならそれでいい(それ以外に処理方法があれば教えてほしい)。しかし君の場合はそうではない。君の語りはオタクにしては詰めが甘すぎ…

超雑談5

生半可なネタを廃棄する目的で書いたので、いつもより長めです。 陽キャ陰キャの二元論でいまいちピンとこないのが、で、結局何が理想なの?ってとこ。いや、両面的なのがよくない?っていう。陰陽フリー型キャラ。分ける意味は何? 中学くらいまで有効だっ…

カチカチ様【2/2】

sourceone.hatenablog.com 私たちの村は、カチカチ様とある契約をしている。カチカチ様は山の清水で私たちの田を潤し、毎年豊作を約束してくれている。それと引き換えに、毎年、我々の中から選ばれたものが一人、薪を持ってカチカチ山に登る。原則、村で最高…

カチカチ様【1/2】

なんでこんなことになった。なぜか俺一人だけ重い薪を背負わされ、岩肌が露わな急峻な山道を登らされている。兎は何も背負わずに軽い足取りで先を歩いていく。俺は洗脳されたのか?一体兎に何を言われたんだ。思い出せ。 老婆の味噌汁を老人が飲み干したのを…

僕たちには理由がない【n/4】

私たちは相手のために変わることを由としない。この点に関しては一致していると思っていたけど、最近はどうやらそうでもないらしい。念のため書いておくが彼は最初から変わらない。残酷なくらいに、あまりにも変わらない。 飽き、だとは思いたくはない。自分…

僕たちには理由がない【n/4】

僕たちは相手のために変わることを由としない。この点に関しては僕らは最後まで一致している。...いや、厳密には違う。僕には女の心がよく分からない。女が男のためにかわいくあろうとする心理とか、僕には理解できない。僕自身はそういうのは一切なかったか…

僕たちには理由がない【n/4】

明日決行である。後悔はないだろうか?一体何度目の確認だろう。 ここ二週間、私たちの関係にあったありったけの理由、意義を探し集め、書き溜めた。しかしそれらを何度も読み返してみても、なお私の答えは変わらなかった。もはやどんな理由も私の感覚には影…

僕たちには理由がない【n/4】

別れようと言い出したのは彼女の方だった。その理由を教えてくれはしなかった、と書けば、僕が彼女に理由を訊いたと思われるかもしれないが、僕はそれを訊かなかった。理由を知ること、知ろうとすることに意味があるのは、救済の余地がある場合だけである。…

ブログ名

この記事の一部は一度2018年10月18日に「このブログ、名前変えすぎだよね」というタイトルで投稿したものです。自分の過去記事データを整理していたら出てきて、意外と面白かったので再投稿しようかなと思います。最後に加筆もしてるので、よければ見てって…

乱数生成6

sourceone.hatenablog.com SNSの使い方は大別して二つあるとRは考えていた。一つは無料の図鑑としての使い方。好きなタイミングで見にいける場所として用意しておくもの、こちらが支配できる使い方。厄介なのはもう一つ、意外な出会いとか偶然の出会いとかそ…

お疲れ様

お参りに行こうか、と彼はいう。夜9時の少し雨の降るオフィス街。黙ってその方向に歩みを変えた。 その神社は雑居ビルの合間にポツンと存在する。通りから参道が5メートルほどあり、神社自体の面積は3メートル角くらいだろう。神社といっても祠程度だ。周囲…

自粛01

白く高く聳える風力発電機は、少ない面積の翼で大きな回転力を生み出す優れたシステムだ。しかしその性能が仇を成す時がある。それは台風などの強風時だ。強風なら効果的に発電できるように思われるかもしれない。しかし、強風を真に受けるとプロペラは高速…

【第4回】ズボンのチャック(開)

-どうも、どこかの誰かです。早速今回のゲストの方を紹介しましょう!電車で僕の前に立ったサラリーマンのズボンのチャック(開)さんです! おはようございます!よろしく。 -お!元気いいですね~。まず、率直に今の感想をお願いします(笑)! 清々しい気分。…

僕の一日

朝5:30に目が覚めた。早すぎる。でも起きてしまったものは仕方ない、この暑さでは眠りに戻るのも無理だ。 毎朝のルーティンに入る。まず僕をたっぷり溜め、冷たい僕で僕を洗う。欠伸をしながら僕の音の中で僕をつくり、僕を食べ、僕を洗い、僕を磨く。僕を拭…

超雑談4

このブログを始めてから初めて?下書きに記事が一つもない事態。とゆことで、超雑談シリーズ。 アブがオニヤンマを捕食しているのを見た。アブってやべーな。やべアブ。 時計ってずっと空回りしてるよね。なんか可哀想。 Sewing Machineが日本で訛って「ミシ…

Dear Diary

言葉はキーボードショートカットに似ている。ある精神的操作をしたい時…例えば、思考がフリーズして再起動したい時、思考がオーバーヒートして強制終了したい時などに…必要な操作を素早く行うためのツール、それが言葉である。そのツールを自分で構築するこ…

あっち系の奴が来た

僕は今、仕事の関係で地元を離れ、関東の片田舎に住んでいる。何度も言うが、僕がこう呼んでいる場所が地元の方々には、大変申し訳なく思うのだが、片田舎以外の何ものでもない。はずだ。はずでしょ?そんな場所のせいか、何なのか、一風変わった人達が訪問…

僕の知らないところへ

新幹線や飛行機の窓の外のすっ飛ばされていく風景を見ていると、決まってある妄想が広がりだす。今ここで飛び降りたら、どんな世界に着地するのだろう、と。 ある本の話をしよう。航空パイロットが砂漠に不時着。水もなく、食料もなく、遊牧民に巡り合い水を…

超雑談3

「結婚式じゃない方の」シリーズ、リンクの綴りのミスを修正したら皆さんのスターが消えてしまった。もったいないことをした。リンクのチェックはちゃんとやります。 他のブロガーのコンテンツに対して対抗心抱くよね。この人よりかっけーこと書いてやるぜ!…

結婚式じゃない方の【3/3】

sourceone.hatenablog.com <真北の場合> 成人式の後の同窓会の後、真南をタクシーで家まで送っていったんです。立食で疲れたし割り勘すればそんな高くねーだろって理由で僕が提案しました。彼女の家まで行って、僕はそこから歩いて帰るつもりで。僕も彼女…